6.8.14

diplôme~la forme de remerciement : フランス学生生活終了〜贈るカタチ


ECV最後の年、卒制の忙しさにかまかけてブログの更新をすっかり怠っていたら、
前回の投稿から約8ヶ月が過ぎておりました…。
まさに光陰矢の如し。時が過ぎるのは本当に早い。

この8ヶ月間、日本に一旦帰ったり、5月の大西洋で泳いだり、クレープ中毒になったりと 
例年になく忙しい日々を送り、学校の方は毎日がとても充実していて
卒制直前はやっぱり徹夜祭りだったけど、こんなにやる気と
クリエイティヴィティーに満ちあふれていた年は初めてと言っていいほど。

そしてそして、6月末にナントで2年間通ったECVの
グラフィックデザインマスター課程を無事卒業しました!

色々あったといえばそれまでだけど、その"色々"を何倍にもかけて
カルピスの原液を牛乳で割ったような、濃い〜い、濃い〜い2年間でした。

たくさんの人が助けてくれて、私に関わってくれて励ましてくれて、
出会いってほんとうに不思議なものですね。
いつものことながら、まだ全然1ミリもお返しできておりません。
ちょっとずつちょっとずつ、私もみんなの役に立っていきたいと思いますので
これからもお付き合いどうぞよろしくお願いします。

ディプロム展も7月の上旬で無事終了し、それと同時に
今ではすっかり常連になった雑貨屋さんHenry et Henrietteでスタージュ開始!
ナントいち好きなお店で働けるなんて、本当に夢のよう。
これもご縁があってこそ。メルシー、オレリア!メルシー、ECV!


そんなみんなへの日頃の感謝の気持ちを込めて、
ささやかながら贈ったプチ・カドーたちをここで紹介します。

まずは、初めての外国人生徒の編入学受け入れにも関わらず、
粘り強くわたしのことを信用して見守ってくれた、ECVの学長カトリーヌに。

今まで何百回と折った紙箱も色や柄、紙質の組み合わせを変えるとモダンな印象に。
小学校か中学校の卒業時にもらった自分の名前ハンコ。インクの色を変えるとちょっと可愛い気が、する…?

わたしのフォト名刺を気に入ってくれていたので、名刺全種類とおなじみメッセージタグ付きミニボックス。
箱の中身は…


ECV4校のテーマ色で作った折り鶴ガーランド!一羽ずつ折り方も違います。
学校のビュローに飾ってくれるかな〜。とにかく喜んでもらえてよかった!


続いて、7月14日の革命記念日にわたしの第二の故郷である
アンジェの友人宅にお招きいただいていたので、彼女の誕生祝いも含めて
Henry et Henrietteで見つけたPukkaと手芸セットをプレゼント♡
ラッピング、かなり凝ったよ。

箱のデザインがいちいち可愛くて種類が豊富なPukkaのティーバッグはちょっとしたプレゼントにすごく喜ばれる。
 
紙レースナプキンをクラフト紙に貼付けて、その上にスパンコールを並べて、さらに白ポスカで模様を足しました。

こちらは手芸セットを透明セロファン袋に入れて、紙レースナプキンとハート型シールで閉じただけ。簡単だけど見栄えがいい!
寿鶴と立体星のミニ・ガーランドをおまけに添えて、と。
プレゼントを受け取った友人はすごく喜んでくれて、包装紙を全部家に飾ってくれるそう笑

気に入ってもらえてよかった〜(涙)

プレゼントを選ぶのも楽しいけど、ラッピングをしているときがやっぱり一番たのしい!
自分の手で心を込めて包むと、贈りたい気持ちがカタチになって
相手に届いてくれる気がして、だからいつも手が抜けません。
"Suremballage"(過剰包装)にならない程度に気をつけながらも
簡単で、でもサプライズのある贈り方をもっと研究していきたいな〜。


最後に。
このあいだの金曜日、久々に友達と遊んで朝帰りした日の空がこの世のものとは思えないほど美しかった。

しばしベランダに立ち尽くす。

おはよう世界、今日もがんばるぞ。

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